女性なら『葉酸』という栄養素をご存知の方は多いと思います。
特に妊娠や妊活を考えている人は、この葉酸とはどのような効果があるのか詳しく知りたい方は、多いのではないでし
ょうか?
もちろん妊娠中でなくても、体に嬉しい効果はたくさんあるのでその代表的な効果について見ていきましょう。
葉酸サプリの効果1神経管閉鎖障害のリスク軽減
葉酸はDNAやRNAなどの働きを良くし、たんぱく質の生合成を促進します。
これは人間の体の発育に重要なことなので、妊婦さんが葉酸を十分な量摂取することで赤ちゃんの先天異常でもある『神経管閉鎖障害』のリスクを軽減することが可能と言われています。
推奨摂取量はおよそ480μgとされているので、サプリメントを飲む場合は過剰摂取には注意してください。
葉酸サプリの効果2病気の予防
葉酸サプリは、病気の原因の活性酸素を多く出す『ホモシステイン』というアミノ酸を減らす働きがあります。
特に骨粗しょう症や動脈硬化に効果があると言われ、研究では普段から葉酸をたくさんとっている人は、摂らない人に比べてアルツハイマー病などの発症率も半分になったとされているほどです。
さらに心筋梗塞による死亡率も約40%低いという研究結果も発表されています。
葉酸サプリの効果3うつの予防
妊娠中の女性が飲むと良いというイメージが先行しまいがちな葉酸ですが、実は葉酸はうつ病の予防にも効果的と伝えられています。
なんと、うつ患者の4人に1人は、葉酸が不足している状態で葉酸を摂ると改善されたというデータも出ているほどです。
葉酸はほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれていますが、他にも同時に大豆などに多く含まれる鉄分や、亜鉛などを摂りつつ青魚のオメガ3系を摂ると効果的と言われています。
葉酸サプリの効果4シミ予防
葉酸は、体の新陳代謝を良くする働きがあります。
新陳代謝が良くなれば、ターンオーバーと呼ばれる肌の生まれ変わりが正常に行われシミの原因である『メラニン色素』を排出してくれます。
シミ予防目的であれば、ビタミンCも同時に摂取すれば美しい美肌が手に入るかもしれませ
ん。
葉酸の効果に関するまとめ
葉酸はさまざまな効果をもたらしてくれますが、実は水溶性なので、食物から摂るとそのほとんどの成分が水に流されてしまいます。
妊娠中に赤ちゃんの神経管閉鎖障害予防に葉酸を摂取しようと思っている人をはじめ、自身の病気の予防で葉酸が気になっている人、理由はさまざまでしょうが、葉酸の効果を効率よく実現させるためにはサプリメントがおすすめになります。
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